歴史

-歴 史-
tubawarasyoki
現在、保存されている太鼓は25地区の26基ですが、戦前まではもっと多くの地区が太鼓を所有していました。しかし、戦後の急速な社会変化の流れの中で「雨乞い祭り」などの農村の伝統行事は次第に衰退し、数多くの大太鼓が放置されたまま朽ち果てたり、売られたりして姿を消してしまいました。
しかし、昭和50年代以降になって幾つかの地区で”雨乞い祭り”が復活し、同時に皮の張り替えも行われました。昭和60年代になると、(社)宇城青年会議所等によって雨乞い大太鼓の確認調査が行われ、修復可能な太鼓が数多く残されていることが明らかになりました。このような動きをうけて、宇土市では”ふるさと創生資金”の一部を太鼓の復興事業費に充てることを決め、平成2年から3年にかけて大太鼓の修復と宇土市大太鼓収蔵館の建設を行いました。現存する26基は、地区住民の手により大切に保管されていたため保存状態が良く、皮の張り替えや木星の取り替え、胴の一部修復程度で再生することができたものです。
太鼓が作られた時代は、大半が江戸時代後期から明治時代前半ですが、最も古い太鼓は胴内の銘文から寛文13年(1673)の制作であることがわかっています。
[写真は、戦前の椿原地区雨乞い祭りの様子]

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