宇土雨乞い大太鼓保存会

Abiki02宇土市に残されている26基の大太鼓は、江戸時代以降、当時の集落ごとに「雨乞い」や「虫追い」用として所有していたものです。
戦前までは、各集落で稲の豊作を祈る「雨乞い祭り」が盛んに行われていましたが、戦後は徐々に衰退し、戦後になるとそれらの伝統行事はほとんど行われなくなっていました。
しかし、昭和50年代になって「椿原地区」でこの行事が復活したのをきっかけとして、いくつかの地区で復興の動きがでてきました。
宇土雨乞い大太鼓保存会は、大太鼓を所有する25地区(1地区は共同で2基所有)の保存会と、まちづくりに取り組む各種団体等からなる連合組織です。平成2年に結成され、平成4年には、各地区の後継者育成を目的とした「青年部」(新愛称:宇土大太鼓「鼓響」)も組織して、伝統文化を継承するための活動を行っています。
保存会のこのような動きを受け、宇土市は平成9年度から熊本県の補助を受けた”宇土雨乞い大太鼓活用事業”として、地区保存会の活性化・後継者育成・広報PR・イベント交流などに取り組んでいます。
[写真は網引地区保存会]

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